“熊野三山の精神的中心地であり、ユネスコ熊野古道巡礼路でもあります。”
熊野三山の中心:熊野本宮大社は、熊野速玉大社、熊野那智大社とともに熊野三山の一つです。 古代の熊野古道巡礼路はすべてここに集まります。 何世紀にもわたり、天皇から庶民まで、あらゆる階級の巡礼者が、精神的な再生を求めてこの困難な道を旅してきました。
現在の社殿(本殿):本殿は、美しい無塗装の木造建築と、周囲の杉や檜の森とシームレスに調和した広大な檜皮葺きの屋根(ひわだぶき)が特徴で、深く荘厳で古風な雰囲気を醸し出しています。 参拝者は、幟旗が立ち並ぶ158段の石段を登って本殿に到着します。
大斎原 (旧社地): 元々は3つの川が合流する砂州に位置していましたが、1889年の洪水で壊滅的な被害を受けました。 残った建造物は、より安全な丘の中腹に移されました。 現在、旧社地には高さ33.9メートルの巨大な大鳥居が立っており、熊野の神々が最初に降臨した元の神聖な場所を象徴しています。これは世界最大の鳥居です。
八咫烏 (三本足のカラス): この神社は、神の使いであり案内人として崇められる、神話に登場する三本足のカラスである八咫烏と密接な関係があります。 八咫烏はまた、日本サッカー協会 (サムライブルー) の公式シンボルとしても有名です。
行き方
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電車+バス: JR新宮駅からバスで終点「本宮大社前」まで(約1,540円、80分)。そこから徒歩約10分で神社に到着します。(熊野速玉大社近くのバス停からも乗車できます。)
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車: 田辺から約2時間、大阪から約4時間。
旅行のヒント
大斎原とその巨大な大鳥居を訪れたり、熊野古道の一部を探索して、より深い精神的な体験をしてください。
入場料:
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神社: 無料
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宝物殿: 大人300円 / 子供100円
開館時間:
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神社: 毎日午前6時00分~午後7時00分
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宝物殿: 毎日午前9時00分~午後4時00分