“レーから約205kmの山道を進んだ先にある風光明媚な国境の村。ゲストハウスやカフェがあり、ヌブラ渓谷とシャヨク川の絶景を楽しめます。”
トゥルトゥク村(Tur Tuk Village)は、インド・ラダックのヌブラ渓谷に位置するムスリムの小さな村で、インドとパキスタンの国境付近にあります。レーから約205km、ディスキット-トゥルトゥク間の曲がりくねった山道を経て到達します。
歴史的には1971年までパキスタンの統治下にあり、インドが管理するバルティ村の一つで、他にティヤクシ(Tyakshi)やタン(Thang)があります。住民は主にバルティ語、ラダック語、ウルドゥー語を話し、独自の文化を持っています。
村はシャヨク川のほとりにあり、美しい自然景観を誇ります。また、パキスタン側のシアチェン氷河への玄関口でもあります。トゥルトゥクは、インド側で観光客が訪れることを許可されている最後の国境村です。
村内には3〜4軒のゲストハウスと自然カフェがあり、谷と川の絶景を楽しめます。設備は簡素ですが、バックパッカーや自然と地元文化に触れたい旅行者に最適です。
訪問者は村内を散策し、親切な地元住民と交流しながら、家畜を飼う伝統的な生活様式を学べます。施設が限られているため、ヌブラ渓谷での宿泊をおすすめします。
行き方
-
レーから車で約6〜8時間、景色は美しいものの曲がりくねった険しい山道を通る
-
最後の区間はタクシーやバイクで移動することが多い
-
特に冬季は道路状況や天候を事前に確認することが重要
旅行のヒント
-
寒冷な山岳気候に対応できる防寒具を用意する
-
村内の設備が限られているため、食料や水を十分に持参する
-
地元のムスリム文化や習慣を尊重する
-
地元のゲストハウスに宿泊し、文化体験を楽しむことを推奨
-
敏感な国境地域であるため、必要な許可証や書類を確認・携帯する
開館時間:
- 通年開放。ただし、冬季は天候により通行制限の可能性あり。