“市内中心にありながら静寂を保つ、巨大な青銅仏を祀るバンコクの歴史的名刹。”
ワット・スタット・テープワララームは、バンコク旧市街に佇む格式高い第一級王室寺院です。
ラーマ1世の命によって建設が始まり、ラーマ3世の時代に完成したこの寺院は、タイの伝統美と宗教的威厳を今に伝えています。
本堂には、スコータイから移された巨大な青銅仏**「プラ・シー・サカヤムニー」**が安置されています。
高さ・存在感ともに圧倒的で、国内外から多くの参拝者が訪れます。
本堂を囲む28本の花崗岩の柱は荘厳な雰囲気を演出し、内部の壁面には仏教宇宙観やジャータカ物語(仏陀の前世物語)を描いた伝統壁画が隙間なく描かれています。
芸術的価値だけでなく、都市の喧騒から離れた心の安らぎの空間としても魅力的なスポットです。
行き方
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タクシーまたはGrabアプリ:バンコク市内どこからでもアクセス可能
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路線バス:10番、12番、42番、96番などが近くを通ります
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運河ボート:サーンセーブ運河ボートで「ファンファー桟橋」下船、徒歩約10分
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地下鉄MRT:サナームチャイ駅で下車後、タクシーまたは徒歩約15分
旅行のヒント
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寺院内では露出の少ない服装が必要(肩・膝を隠す)
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一部の建物内は写真撮影禁止です
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午前中の訪問がおすすめ(暑さと混雑を回避)
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礼拝中の人々に配慮し、静かに行動してください
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ボランティアガイドが寺の歴史を説明してくれることもあります
入場料
- 無料(タイ人・外国人ともに)
開館時間
- 毎日 8:30 ~ 16:00