“スリランカ様式の黄金の仏塔と、ラーマ4世やラーマ9世が出家した格式ある王室寺院。”
ワット・ボウォンニウェート・ウィハーン は、1826年にラーマ3世時代に創建された王室第一級の寺院で、バンコク旧市街のバンランプー地区に位置しています。この寺院は、タイ仏教界の中でも特に重要な存在であり、数多くの僧王(最高位僧侶)がここで居住・修行してきました。
ラーマ4世(モンクット王)が出家修行したことで知られ、後にラーマ9世(プミポン国王)もここで短期間出家しました。そのため、この寺は単なる仏教施設にとどまらず、王室の精神的基盤の一部と見なされています。
境内には黄金のスリランカ様式の仏塔(チェーディー)や、**荘厳な本堂(ウボソット)**があり、そこにはスコータイ様式の美しい仏像「プラ・プッタ・チンナシー」が安置されています。
静けさに包まれたこの寺院は、観光とともに心を落ち着ける場所として最適です。また、仏教教育の拠点としても知られており、国内外の修行僧が集う場所でもあります。
行き方
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地下鉄 MRT:サナームチャイ駅下車後、タクシーまたはトゥクトゥクで約10分
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バス:2番、3番、15番、47番、59番が近くを通ります
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タクシー / Grab:目的地に「Wat Bowonniwet」と入力
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徒歩:カオサン通りから徒歩5〜10分程度
旅行のヒント
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礼拝施設に入る際は、露出の少ない服装を心がけましょう
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午前中または夕方の訪問が快適でおすすめです
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本堂内の壁画や仏像をじっくり鑑賞してみてください
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近隣のワット・チャナソンクラームやカオサン通りと合わせて観光すると効率的です
入場料
- 無料
開館時間
- 毎日 06:00〜18:00