柱には耐久性に優れた ヒノキ が使用されています。視覚的なたわみを防ぎ、力強さを与えるために、柱の中ほどをわずかに膨らませる エンタシス という技法が施されています。鮮やかな 朱塗り は水銀を主成分とする丹(に)によるもので、木材を湿気や虫から守る保存剤の役割と、生命や魔除けの象徴としての意味を兼ね備えています。柱の上部には 組物(組物) と呼ばれる複雑な木組みがあり、釘を使わずに重い瓦屋根を支え、その重みを柱へと均等に分散させています。