“約200年以上にわたりフランスの知識人が集う場所で、壮麗な古典建築と歴史的価値を誇る文化の中心地。”
フランス学士院は1795年に設立され、フランスの主要な学術団体を統合する目的で作られました。現在、フランス学院(Académie Française)、銘文美術院(Académie des Inscriptions et Belles-Lettres)、科学アカデミー(Académie des Sciences)、美術アカデミー(Académie des Beaux-Arts)、道徳・政治科学アカデミー(Académie des Sciences Morales et Politiques)の5つの学会が所属しています。
建物はセーヌ川左岸に位置し、ルイ・ル・ヴォーによって17世紀に設計された歴史的建築物で、もとはマザラン学院(Collège Mazarin)として使われていました。外観はフランス古典建築の美を示しており、訪れる者を魅了します。
内部は通常一般公開されていませんが、周辺のポン・デザール(芸術橋)は観光客に人気の撮影スポットです。毎年9月に行われるフランス文化遺産の日(Journées du Patrimoine)には、特別に館内が公開されることがあります。
行き方
-
地下鉄4号線「サンジェルマン・デ・プレ(Saint-Germain-des-Prés)」駅下車、徒歩5~10分
-
地下鉄7号線「ポン・ヌフ(Pont Neuf)」駅下車、徒歩5~10分
-
バス22、27、39、95番線「ポン・デザール(Pont des Arts)」または「ケ・ド・コンティ(Quai de Conti)」停留所下車
-
ルーブル美術館からポン・デザールを渡って徒歩でアクセス可能
旅行のヒント
-
夕方の訪問は、セーヌ川に映る夕陽と建物の美しさを楽しめる絶好の時間帯
-
建物内部は通常非公開のため、外観と周辺の景観を楽しむのがおすすめ
-
フランス文化遺産の日(Journées du Patrimoine)には無料で館内見学が可能なので、訪問スケジュールを合わせると良い
入場料
-
通常の公開はなく、文化遺産の日など特別な日に無料公開されるのみ
開館時間
-
常時一般公開はしていない
-
毎年9月のフランス文化遺産の日に特別公開あり