“新古典主義様式の荘厳な宮殿で、フランス国民議会が活動する政治の中心地です。”
波旁宮(Assemblée Nationale - Palais Bourbon)はパリのセーヌ川沿い、第7区に位置し、18世紀末からフランス国民議会の所在地となっています。もともとは18世紀初頭にルイーズ・フランソワーズ・ド・ブルボンのために建てられた豪華な私邸で、フランス革命後に議会の下院として転用されました。
荘厳な新古典主義の建築様式は、セーヌ川に面した堂々たる柱廊が特徴で、民主主義と共和主義の理想を象徴しています。内部には大規模な議事堂(半円形の討論ホール)、美しい装飾のレセプションルーム、蔵書豊富な図書館があり、フランスの政治史と芸術が融合しています。
波旁宮(Assemblée Nationale - Palais Bourbon)は現在も政治の中心地として機能し、一部エリアはガイドツアーで見学可能です。ただし議会開催時は見学制限があります。周辺にはエッフェル塔やオルセー美術館など観光スポットが集中しており、観光の際はあわせて訪れるのがおすすめです。
行き方
-
メトロ:12号線「Assemblée Nationale」駅下車すぐ
-
バス:63、69、73、83、84、87系統
-
エッフェル塔やオルセー美術館から徒歩圏内
旅行のヒント
-
公式サイトでツアーの開催日時を確認すると良い
-
半円形議場内は撮影禁止の場合が多い
-
周辺の観光名所とセットで訪問すると効率的
-
混雑を避けるため、早めの訪問がおすすめ
入場料
-
ガイドツアーは8〜10ユーロ程度
-
ヨーロッパ文化遺産の日など無料入場可能な日あり
-
18歳未満は大人同伴で無料
営業時間
-
通常、火曜〜土曜の10:00〜18:00にガイドツアー実施
-
日曜・月曜および議会開催時は閉館
-
訪問前に公式情報で最新の開館状況を確認推奨