“ヒマラヤの高地に広がる牧草地と石垣に囲まれた静かな村”
ディンボチェ村(Dingboche Village)は、ネパール東部のクンブ地方チュクン渓谷に位置するシェルパ族の村で、標高は4,410メートルに達します。2011年時点で人口は約200人。主にエベレスト、アマダブラム、イムジャツェを目指すトレッカーや登山者のための宿泊地として知られています。多くの旅行者は、高山病対策としてここに2泊して順応します。
村は石垣で囲まれた畑や牧草地に囲まれており、これは冷たい風や動物から作物(大麦、そば、ジャガイモ)を守るために地元住民が築いたものです。また、ディンボチェからはアマダブラム、ヌプツェ、タウツェ、チャローセなどの名峰を眺めることができます。観光シーズンには小さなロッジや食堂が営業しており、シンプルながら心地よい滞在を楽しむことができます。
行き方
ルクラから飛行機でアクセスした後、トレッキングでナムチェバザールやテンボチェを経由してディンボチェに到着します。標高が高いため、途中で高地順応を行うことが重要です。
旅行のヒント
- 高山病予防のため水分をしっかりと摂り、ゆっくりと歩くこと
- 宿泊施設は混雑する時期もあるため、事前予約が望ましい
- 晴天時には早朝にアマダブラムが美しく見えるため、カメラの準備をお忘れなく
入場料:
- 無料(通行・宿泊・食事代等は別途)
営業時間:
- 年中無休(冬季は営業施設が限られる場合があります)