“タングチャンの英雄たちの勇気と犠牲を称える記念碑であり、軍事装備や歴史資料を展示するタングチャン軍事博物館も併設されています。”
タングチャン英雄記念碑 (Monument of Thung Chang Heroic Deeds) は、ナーン県タングチャン郡の国道1080号線沿いに位置しています。
この記念碑は、1940年のインドシナ戦争で、ラオス側から侵攻したフランス軍に立ち向かい、祖国を守るために戦ったタイの兵士と市民の勇気を称えるために建立されました。
記念碑の頂上には、タイ国旗を掲げる兵士の像が立ち、勇気・犠牲・愛国心の象徴となっています。
1976年2月10日、プミポン国王陛下(ラーマ9世)とシリキット王太后陛下が開会式および献花式に臨まれ、この日をタングチャンの英雄を追悼する記念日として毎年行事が続けられています。
記念碑から約200メートル離れた場所には、タングチャン軍事博物館があります。
ここでは、実際に使用された武器、軍事装備、タイ軍と共産主義勢力との戦闘を再現した展示などが見学できます。
入場は無料ですが、事前に職員への連絡が必要です。
記念碑周辺は静かで日陰も多く、写真撮影や休憩に最適です。
歴史愛好家や、ナーン〜タングチャン間を旅する旅行者にとって、ここはタイの軍事史と愛国の精神を感じられる特別な場所です。
タングチャン英雄記念碑への訪問は、単なる観光ではなく、勇気・忠誠心・犠牲の精神を再確認する旅でもあります。
行き方
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車: ナーン市内から国道1080号線を北上し、タングチャン郡まで約80km。
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バス: ナーンバスターミナルからタングチャン行きのバスがあり、記念碑付近で下車可能。
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バイク・自家用車: 景色を楽しみながら自由に移動可能。
旅行のヒント
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11月〜2月は涼しく快適な気候で観光に最適。
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日差しが強いため、帽子や日傘を持参しましょう。
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写真撮影は午前中または夕方がベスト。
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ここは追悼の場なので、静かに敬意を払って見学を。
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博物館の見学希望者は事前に職員へ連絡を。
入場料:
- 無料
開館時間:
- 毎日 06:00〜18:00
(博物館の見学は要事前連絡)