“かつては禿山だったこの地は、現在では豊かな農業地帯として生まれ変わり、花、果物、野菜に囲まれた観光と学びのスポットとなっています。”

アーンカーン王立農業試験場(Royal Agricultural Station Angkhang)は、王立プロジェクトの最初の研究拠点であり、故プミポン国王の御発案により1979年に設立されました。かつてアヘン栽培と焼畑農業を行っていた山岳民族に対し、代替作物を推進することにより森林と水源の保全を目的として始まりました。

この場所は、標高1,400メートル以上の冷涼な気候により、タイ国内では珍しい温帯作物の栽培が可能です。現在では、12種類以上の果物(リンゴ、プラム、イチジク、洋ナシなど)、60種類以上の温帯野菜(レタス、キャベツ、ブロッコリー、パプリカなど)、20種類以上の花々(サクラ、バラ、チューリップ、ルピナスなど)が育てられています。

また、園内には植物栽培の見学ゾーン、花畑、ハーブ園、研究温室、展望台、カフェや直売所などが整備されており、教育的かつ観光的な価値の高いスポットとなっています。特に冬季(11月~2月)には、霧に包まれた山々の絶景や満開の花畑が訪れる人々を魅了します。


行き方
  • チェンマイ市から国道107号線を北へ約135キロ走行、ファーン郡のメーンゴン交差点で右折してアーンカーン方面へ向かう(約25キロ)

  • メーリム郡からチェンダオ経由でファーン郡へ、そこからアーンカーン方面へ進む

  • 4WD車での訪問を推奨(特に雨季)

  • チェンマイからのツアーバスやバンのサービスも利用可能


旅行のヒント
  • 寒暖差が激しいため、防寒具(特に朝晩)を準備してください。

  • 雨季(6月〜10月)は山道が滑りやすいため、運転や訪問には注意が必要です。

  • 花が最も美しく咲くのは冬季(12月〜1月)です。特に桜(ヒマラヤ桜)の開花時期が人気です。

  • 農園内にはカフェ、トイレ、駐車場、土産店もあり、ゆっくりと観光を楽しめます。


入場料

大人50バーツ、子供10バーツ(変更の可能性あり)

営業時間

  • 毎日午前6時〜午後6時まで

アーンカーン王立農業試験場

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1 Moo 5, Ban Khum, Mae Ngon, Fang, Chiang Mai Map

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จ.8.00 - 17.00
อ.8.00 - 17.00
พ.8.00 - 17.00
พฤ.8.00 - 17.00
ศ.8.00 - 17.00
ส.8.00 - 17.00
อา.8.00 - 17.00

053-450-107-9

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