“この博物館では、タイの伝統工芸の傑作が展示されており、東洋と西洋の建築様式が融合した美しい王室の建物内で鑑賞できます。”
アピシェーク・ドゥシット・スロン・ホールは、タイ王室の芸術と文化の継承を目的として設立された、格式高い博物館です。シリキット王太后陛下のご発案により、地方の職人たちによって制作された精巧な工芸品が展示されています。
この建物はラマ5世時代に建設され、西洋ヴィクトリア朝とタイ伝統様式が融合したユニークな建築が特徴です。内部には、刺繍、金糸織物、籐細工、木彫、銀細工、漆工芸など、精緻な手仕事の芸術品が並びます。
博物館では、季節ごとの展示替えも行われており、訪れるたびに新たな工芸の世界を楽しむことができます。館内は落ち着いた雰囲気で、ゆったりと鑑賞するのに最適な空間です。
芸術や歴史に興味のある方、学生、写真家、文化愛好者に特におすすめで、タイ文化の美しさと精神に触れられる場所となっています。
タイ王室の工芸美術に触れたい方には、アピシェーク・ドゥシット・スロン・ホールは外せない名所です。
行き方
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路線バス(70番、515番、539番)
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タクシーまたは配車アプリ
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自家用車(ドゥシット宮殿内に駐車場あり)
旅行のヒント
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11月~2月の涼しい季節がベストシーズン
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歩きやすい靴での訪問がおすすめ
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館内は写真撮影禁止のため、じっくり鑑賞を
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王室関連の工芸品を扱うギフトショップも併設
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ヴィマンメーク宮殿やアナンタサマーコム宮殿との併せての見学がおすすめ
入館料:
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タイ国民:大人 40バーツ、子ども 20バーツ
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外国人:大人 100バーツ、子ども 50バーツ
(2025年 タイ芸術局による最新情報)
開館時間:
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火曜~日曜:午前9時30分〜午後4時00分
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月曜・祝日は休館