“大規模なタイ様式のウボソットと石造ストゥーパが独特で、寺院内にはプラチンナラートの模型が本尊として安置されており、地元の職人が描いた精緻で美しい壁画があります。”
ネラミット・ウィパッサナー寺院は1978年にパクルー・パワナウィスティヤン(ルアンポー・マハパン・シラウィスット)によって創建されました。彼はヴィパッサナー瞑想の伝統の僧で、このプープロイの丘に修行のためにやってきました。当初は「ワット・パー・フアイナイウン」という名称でしたが、後にネラミット・ウィパッサナー寺院に改名されました。
ウボソットの建築は1987年5月5日に着工され、完成まで15年以上かかりました。費用はすべて信者の寄付によって賄われました。ウボソットはタイ様式建築の応用で、全体が石造で建てられ、屋根はセラミック瓦で覆われ、床はロイ県産のピンク御影石が使用されています。
寺院内にはプラチンナラートの模型が本尊として安置され、壁画には仏伝、ジャータカ物語、ヴェサンダラ物語などが描かれています。壁画はダンサーイ出身の地元職人によって8年かけて完成されました。
また、寺院にはルアンポー・マハパンの腐敗しない遺体と蝋人形が安置された石造の霊廟もあり、信者が参拝可能です。霊廟内も精巧な装飾と壁画で飾られています。
寺院周辺は静かで木々が生い茂り、瞑想や精神修行に適しています。さらにヴィパッサナー瞑想の中心地として心の平穏を求める人々に人気があり、希少な石造建築や仏教美術を学ぶ教育の場としても価値があります。
行き方
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自家用車: ダンサーイからカオアーサ通りを南へ約1km進み、2013号線で右折。プラタート・シーソンラクを通過後、案内板に従い丘の上の寺院へ右折
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公共交通機関: ダンサーイ市場からトゥクトゥクまたはバイクタクシー利用
旅行のヒント
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服装は整えて参拝
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寺院の規則を厳守
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3歳未満の子どもはウボソットに入場不可
入場料
- 無料
営業時間
- 毎日 06:00 – 18:00