“ワット・プラタート・チョームモンは、メーサリエンの町を守ると信じられている4つの守護仏塔の一つです。ここからは、町と周囲の渓谷の広大で印象的な景色が一望できます。”
ワット・プラタート・チョームモン (Wat Phra That Chom Mon) は、メーサリエンの人々に長年崇拝されてきた、町の4つの聖なる仏塔の一つであり、重要な礼拝所です。町の北西にある丘の上に位置しています。
寺院の名前はモン族に関連していますが、古い仏塔に残された証拠は、チェンマイ王国のセーン・ムアン・マー王の治世中、1392年頃に建立されたことを示唆しています。その後、ナーレースワン大王のもとに避難してきたモン族によって大規模な修復が行われました。1997年には、元の仏塔をより大きく、高く覆う構造物が作られるなど、再び重要な修復が行われました。
主な仏塔(チェーディー)は、特徴的な白いラーンナー様式で、広い広場にそびえ立っています。仏塔には、仏陀の顎と胸の遺骨が納められていると言われています。さらに、寄進された他の1,000体の仏舎利も祀られています。
聖地であるだけでなく、ワット・プラタート・チョームモンは素晴らしい展望台でもあります。ここからは、渓谷にたたずむ家々、田んぼ、そして曲がりくねったユアム川の景色を含む、メーサリエン郡のパノラマビューを眺めることができます。ここから見る日の出や日没は、忘れられない経験となるでしょう。
ご利益を求めて仏塔を参拝し、町の美しい景色を楽しみたいなら、ワット・プラタート・チョームモンは絶対に見逃せない場所です。
行き方
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自家用車: メーサリエンの町から、ユアム川にかかる橋を渡り、国道1194号線(メーサムレップ方面)を約1km進みます。右折する分岐点があるので、そこからさらに約4km進むと寺院に到着します。
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徒歩: 山のふもとから339段の階段を上って仏塔まで行くこともできます。
旅行のヒント
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寺院を訪れる際は、敬意を払い、適切な服装を心がけてください。
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日没を見る場合は、早めに山へ向かう計画を立ててください。
入場料:
- 無料
開館時間:
- 毎日午前6時から午後6時まで