“カラフルな南インド様式の建築と盛大なナヴァラートリ祭りで有名な、バンコクのヒンドゥー教寺院。”
ワット・プラシー・マハー・ウマー・デウィ(通称:ワット・ケーク)は、バンコク・シーロム通りにある有名なヒンドゥー教寺院で、色鮮やかな装飾と霊的な雰囲気が漂う神聖なスポットです。信仰の場としてだけでなく、文化と歴史の交差点としても知られています。
この寺院はシヴァ神の妻である女神ウマー(パールヴァティー)に捧げられており、南インドのドラヴィダ様式建築が取り入れられています。建物の外観には数多くのヒンドゥー教神々の彫像が施されており、訪れる人々を魅了します。1879年に南インドからのタミル人移民によって建てられたこの寺院は、タイとインドの文化的なつながりを象徴しています。
年間を通じて多くの信者が訪れますが、特に注目されるのは**毎年10月に開催される「ナヴァラートリ祭り」**です。この期間中は街全体が華やかに彩られ、音楽と祈りに包まれた幻想的な雰囲気が広がります。
写真愛好家やカップル、文化探求者にも人気で、寺院の装飾や花飾り、礼拝の様子などが素晴らしい被写体になります。静かで神秘的な空間は、訪れる人の心を落ち着かせてくれます。
バンコクを訪れるなら一度は足を運びたい、魅力あふれるスピリチュアルな場所です。
行き方
-
BTS(スカイトレイン)チョンノンシー駅から徒歩約5〜10分
-
MRT(地下鉄)シーロム駅からBTSに乗り換え、または徒歩
-
バンコク市内からタクシーまたはトゥクトゥクでアクセス可能
-
路線バス15番、77番、504番が付近に停車
-
シーロム周辺のカルチャーウォーキングツアーもおすすめ
旅行のヒント
-
10月のナヴァラートリ期間がおすすめ。最も華やかで賑やかな時期です
-
礼拝所のため露出の少ない服装が必須。ノースリーブやショートパンツは避けましょう
-
朝の時間帯は写真撮影に最適で、比較的静かな雰囲気です
-
周辺には本格インド料理のベジタリアンレストランも多く、食事も楽しめます
-
祭りの時期は交通規制あり。公共交通機関の利用がおすすめ
入場料:
-
全ての来訪者:入場無料
-
(2025年 タイ国政府観光庁により更新)
営業時間:
-
毎日:06:00 ~ 20:00
-
祭り期間中は夜遅くまで開放されることもあります