
“先史時代の人骨が納められた棺や洞窟内の美しい鍾乳石を見学できます。”
タム・ピー・マンはメーホンソン県パーンマパ郡タムロット郡にあります。地元の人々は、先史時代の人骨が納められた洞窟を「タム・ピー・マン」と呼んでいます。パーンマパ郡では約90ヶ所の遺跡が発見されていますが、この洞窟は最も広く知られ、アクセスも容易です。洞窟内には照明が設置されており、ガイドなしでも見学できます。
洞窟内部は広いものの通路はあまり深くありません。洞内には25の木製棺、または30の棺蓋が完存しており、先史時代の陶器の破片とともに保存されています。最大で154体の人骨が納められ、一部の棺には18体が含まれるものもあります。シルパコーン大学の考古学チームが2013年~2016年に行った研究によれば、DNA分析の結果、これらの人骨は約1,600~2,100年前のものであり、木製棺への埋葬は400年以上の期間にわたって行われたことが分かっています。
行き方
タム・ピー・マンはタムナムロット洞窟の近くに位置しています。1095号線(パイ–パーンマパ)から地方道へ入り、約9キロ進むと洞窟の入口に到着します。
旅行のヒント
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洞窟探検に適した靴を履く
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懐中電灯と飲料水を持参する
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滑りやすい場所や鋭い岩に注意する
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朝に訪れると最も快適
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詳しい情報を知りたい場合は地元ガイドを利用する
入場料:
- 無料
開館時間:
- 毎日 08:00 – 17:00