“仏舎利を安置した神聖な場所で、古代遺物の見学や参拝、堂内の美しさを堪能できる。”
ボタタウン・パゴダ(Botahtaung Pagoda)は、ヤンゴンの中心部・ボタタウン地区に位置する、壮麗な金色の仏塔です。約2,000年前に創建され、インドから運ばれたとされる仏陀の聖なる仏舎利(仏陀の遺骨)が安置されていることで知られています。第二次世界大戦中に被害を受けましたが、戦後に再建され、現在も信仰を集めています。
他の多くのパゴダと異なり、ボタタウン・パゴダは内部に入って仏舎利や多くの仏教遺物を間近で拝観できるのが特徴です。パゴダ内部には美しく複雑な金箔細工が施され、訪れる人々に神聖な雰囲気を与えます。境内では灯明を捧げたり、寄進やお参り、功徳を積む行為が日常的に行われています。
敷地内にはミュージアムや仏教関連の展示エリアもあり、仏教文化や歴史について学ぶこともできます。パゴダ周辺には土産物店や屋台もあり、観光と信仰の両方を満たしてくれる場所です。
行き方
ヤンゴン市内中心部から車やタクシーで約10〜15分。シュエダゴン・パゴダからもアクセスが良く、主要な観光ルートに含まれることが多いです。バスやグラブも利用可能です。
旅行のヒント
午前中または夕方に訪れると、暑さを避けつつ、美しい光の中で写真撮影が楽しめます。服装は肩や膝を隠すようにし、敬意を持って拝観しましょう。裸足での入場が求められるため、脱ぎやすい靴がおすすめです。
入場料:
- 外国人は寄付を求められることがあり、通常3,000〜5,000チャット程度。
開館時間:
- 毎日 6:00〜20:00