“植民地様式の建物と、翡翠や工芸品、伝統衣装、土産物などが集まる観光客に人気のショッピングスポットです。”
ボージョーアウンサンマーケット(Bogyoke Aung San Market)は、ミャンマー・ヤンゴンにある大規模で歴史的な市場であり、観光客にとって欠かせない名所です。植民地時代の建築と石畳の通りが特徴で、活気ある雰囲気が魅力です。
このマーケットは、ヤンゴンのチャウクタダ地区(Kyauktada District)内のパベーダン・タウンシップ(Pabedan Township)に位置し、ボージョーアウンサン通りに面しています。営業時間は通常午前9時から午後5時までですが、一部の店舗は午後5時半まで営業することもあります。月曜日と祝日は休業です。
このマーケットでは、伝統的なミャンマー商品が豊富に揃っています。中でも有名なのは翡翠、ルビーなどの宝石やジュエリーです。また、漆器や木彫り、伝統アートなどの手工芸品も充実しており、ロンジー(ミャンマーの伝統衣装)などの織物も人気です。さらに、古銭、切手、歴史的なコレクターアイテムなどの骨董品も見つけることができます。
この市場は、1926年にイギリス植民地政府によって設立され、当時の市政官ギャビン・スコットにちなんで「スコットマーケット(Scott Market)」と名付けられました。1948年のミャンマー独立後、国民的英雄であるアウンサン将軍を称えて現在の名前に改名されました。
現在もボージョーアウンサンマーケットは、ショッピングを楽しみながらミャンマー文化を間近に体感できる場所として、多くの観光客に親しまれています。
行き方
ヤンゴン中心部からタクシーやトゥクトゥクで簡単にアクセス可能。ボージョーアウンサン通りを通る市バスも利用できます。
旅行のヒント
現金を持参し、価格交渉は丁寧に行いましょう。混雑を避けるには午前中の訪問がおすすめです。
入場料:無料
営業時間:毎日 9:00〜17:00(※月曜と祝日は休業。一部店舗は17:30まで営業)