“平和の象徴である108基の仏塔と壮大なヒマラヤの眺望が魅力。”
ドチュラ・パス(Dochula Pass)は標高3,146メートルに位置し、ティンプーとプナカを結ぶ道路沿いにあります。ここでの見どころは「ドルク・ワンゲル」(Druk Wangyal)という108基のチョルテン(仏塔)で、土地の吉祥と平和の象徴です。これらの仏塔はヴァジラヤーナ(密教)の菩薩に捧げられており、標高7,000メートルを超えるヒマラヤ山脈の壮大な景観を背景にしています。
記念碑についての詳細情報:
108基のチョルテン(ドルク・ワンゲル・チョルテン)は三層に分かれて配置されており、下層が45基、中層が36基、上層が27基、中央の主塔を取り囲んでいます。
建設の歴史:
これらは2004年から2005年にかけて、ドルジ・ワンモ王妃陛下によって建立されました。2003年に起きたインドの反政府勢力との紛争で命を落としたブータン兵士を追悼し、反政府勢力を排除したジグメ・シンゲ・ワンチュク国王の勝利を祝うためです。
宗教的意義:
108という数字はヴァジラヤーナ仏教で神聖な数字であり、108の煩悩を取り除き悟りを得ることを意味します。各チョルテンは厳格な宗教儀式に則って建てられ、中には聖なる物品や祈祷文が納められています。
周辺の見どころ:
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ドルク・ワンゲル寺院(Druk Wangyal Lhakhang): 2008年に建立され、ブータン王制100周年を祝っています。寺院内の壁画には国の歴史や現代の出来事が描かれています。
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ドチュラ・ドルク・ワンゲル祭り(Dochula Druk Wangyel Festival): 毎年12月13日に開催され、2003年の軍事勝利を祝います。カラフルなチャム舞踊やその他の文化イベントが行われ、地元住民や観光客で賑わいます。
行き方
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ティンプーから車で約45分。
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プナカから車で約1.5時間。
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プライベートカーまたはツアー参加がおすすめです。
旅行のヒント
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早朝の訪問が最も美しい山の眺望を楽しめます。
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10月から2月の冬季は晴天が多いです。
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高地のため、防寒着を持参してください。
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写真撮影用のカメラや双眼鏡があると便利です。
入場料: 無料
営業時間: 年中無休、日中の訪問が推奨されます。