“この祠堂の特徴は、ナコーンナーヨック川沿いの美しく装飾されたタイ様式の四角屋根のパビリオンの中に、2本の市柱(新旧)が祀られていることです。ここは「水の要素を持つ祠堂」とみなされており、市とその人々に安定、平和、繁栄をもたらすと信じられています。”
ナコーンナーヨック市柱祠堂 (City Pillar Shrine of Nakhon Nayok) は、ナコーンナーヨック県で最も崇拝されている精神的な中心地の1つです。その歴史は、初期の都市入植にまで遡ります。元の市柱祠堂はかつて古代の城壁(古い堀)の近くにありましたが、時間の経過とともに劣化が進んだため、後に現在の川沿いの場所に永続的に再建されました。
祠堂は、プラン型の屋根を持つタイ様式の四角屋根のパビリオンが特徴で、伝統的な彫刻で複雑に装飾されています。パビリオンの中には2本の神聖な市柱があり、他の祠堂とは異なる珍しい特徴となっています。
-
南部柱(古い柱):木製で、ラーマ5世の時代に遡ります。この短い柱の頂上には、純粋さと悟りを表す蓮のつぼみの彫刻が施されています。
-
北部柱(新しい柱):伝統的なスタイルで後に建設されたこの新しい木製の柱も、再生と繁栄を象徴する蓮のつぼみの飾りを持っています。
祠堂はナコーンナーヨック川のそばにあるため、水の要素を持つ祠堂とみなされています。地元の人々は、それが涼しさ、平和、バランスをもたらすと信じており、敬意を払いに来る人々にとって、個人の安定、キャリアの成功、家族の調和にまで及ぶ祝福をもたらします。
行き方
-
自家用車の場合:祠堂はナコーンナーヨック市の中心部、ナコーンナーヨック川沿いに位置し、県裁判所の向かいにあります。近くの通りに駐車場があります。
-
公共交通機関の場合:バンコクからナコーンナーヨック・バスターミナルまでミニバンで行き、その後、地元のタクシーまたはバイクタクシーで祠堂までお越しください。市内エリア内にあり、便利です。
旅行のヒント
-
訪問に最適な時間は、朝から午後遅くまでです。
-
祠堂では、毎年4月(4月12日頃)に、チャオポー・ラックムアン神の市内巡行を伴うお祭りが開催されます。
-
訪問者は、敬意を払い、功徳を積んだり敬意を払ったりする際は、適切な服装をし、礼儀正しくするようにしてください。
入場料
- 無料です。
開館時間
- 毎日午前8時~午後4時まで営業しています。